テントの設営

キャンプ当日のタイムスケジュール・設営から撤収の正解

キャンプに行くと、なぜかいつも時間が足りない
気づいたらもうチェックアウトの時間で、追われるように帰ってきた

そんな経験はありませんか?
自然の中で不便を楽しむのがキャンプですが、段取りが悪くてイライラしてしまっては本末転倒です。ベテランキャンパーが涼しい顔でコーヒーを飲んでいる横で、必死に撤収作業に追われる……その違いは、道具の差ではなく時間の使い方の差にあります。

今回は、1泊2日のキャンプを想定し、心に余裕を生むための正解タイムスケジュールをシミュレーションしてみましょう。

出発前〜チェックイン・食材の詰め込みは出発直前が鉄則

勝負は当日の朝、いえ、前日から始まっています。
多くのキャンプ場のチェックイン時間は13:00頃。逆算して出発時間を決めますが、ここで意外な落とし穴となるのが買い出しと積み込みです。

当日にスーパーで食材を選んでいると、平気で1時間はロスします。可能なら食材は前日までに購入し、下処理を済ませておくのがスマートです。
ただし、クーラーボックスへの詰め込みだけは出発直前に行いましょう。前夜から詰めておくと、保冷剤が浪費され、現地に着く頃には保冷力が落ちてしまいます。冷蔵庫で冷やした食材を、出発の瞬間にクーラーボックスへ移す。これが保冷のゴールデンルールです。

ご飯の準備

13:00にチェックインしたら、まずは場所選びと設営。
ここで1時間半〜2時間を見込みます。15:00におやつタイムや乾杯ができれば、かなり順調なスタートと言えるでしょう。

設営〜焚き火タイム・日没前の17時には火起こしを開始せよ

キャンプのハイライトである夜の時間。ここでの最大の失敗は暗くなってから慌てることです。
山間部の日没は早く、日が沈むと一気に手元が見えなくなります。ヘッドライトを頼りに肉が焼けているか確認するのは、なかなかのストレスです。

目指すべきは17:00の火起こし開始です。
まだ空が明るいうちに焚き火台に火を入れ、炭の状態を安定させておきます。薄暗くなり始めた頃(マジックアワー)には、すでに炎が育ち、ランタンも灯っている状態を作る。この明るいうちの準備が、優雅なディナータイムを約束します。

夕食は18:00〜19:30頃。その後は焚き火を見ながらお酒を楽しむゴールデンタイムです。
翌朝の撤収を楽にするために、使った食器は寝る前にサッと拭き取るか洗っておき、夜露で濡れないよう車やコンテナにしまってから就寝しましょう。22:00にはクワイエットタイム(静粛時間)を守り、自然の音に耳を傾けて眠りにつきます。

翌朝の撤収フロー・結露との戦いは8:00〜9:30が勝負

キャンプで最も忙しく、多くの人が失敗するのが翌朝の撤収です。
チェックアウトが11:00の場合、遅くとも10:30には完了させたいところ。しかし、ここで立ちはだかるのがテントの結露です。

朝起きると、テントの内側やフライシートは夜露と結露でびしょ濡れになっています。これを乾かさずに畳むのは、カビや劣化の原因になるためNGです。
太陽が昇り、テントに日が当たり始めるのが大体7:00〜8:00頃。ここからの時間が勝負です。

理想的な撤収タイムライン

  • 06:00 起床・コーヒー: まだ静かな場内を散歩し、朝食準備。
  • 08:00 乾燥開始: 日が当たり始めたら、テントのすべてのジッパーを開け放ち、風を通します。シュラフ(寝袋)も外に出して干します。
  • 08:00〜09:30 撤収作業: テントを乾かしている間に、テーブルやキッチン周りの小物を片付けます。
  • 09:30〜10:30 テント収納: 完全に乾いたテントを畳み、車へ積み込みます。
  • 11:00 チェックアウト: サイト内にゴミが落ちていないか確認し、余裕を持って管理棟へ。

この乾燥時間を計算に入れていないと、生乾きのまま持ち帰ることになり、帰宅後にまたベランダで干すという二度手間が発生します。
8:00から9:30は乾燥と片付けのゴールデンタイム。これだけは覚えておいてください。

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